「大阪都構想」住民投票にあたって、調べてみたこと

大阪都構想の選挙の結果を見て、調べてみたこと。

結局、僕の意見は今日はほとんど書いてないです。次回に続く、ということを初めに言っておきます。

皆さんご存知のことと思いますが、5/17(日)に大阪都構想の賛否を問う住民投票がありました。これまたご存知の通り、反対が賛成を上回り大阪都構想は否決される運びとなりました。

最初にはっきり言っておきますが、僕は大阪市民でも大阪府民でもないので、都構想そのものについて意見を述べることはしません

僕が問題としたいのは、住民投票の開票結果が出て以来叫ばれている「選挙における世代間格差」についてです。

まずはこちらの画像を引用します。何度も見た、という方がたくさんいらっしゃると思いますが念のため。

aac17e92

男女ともに反対が賛成を上回っているのは70代以上のみで、どの世代でも男女合わせると賛成が反対を上回っています(50代女性は僅かに反対の方が多いですが)。

ここから本当に「シルバーデモクラシー」かどうかを論じるには世代別の投票率の方を見なくてはいけませんが、出口調査を調べてみても一向に見つからなかったので、過去の大阪市長選挙から引用します。

大阪市長選挙における年齢別投票率の推移(男女計)

(リンク元:大阪市 大阪市選挙管理委員会 平成26年3月23日執行 大阪市長選挙における年齢別投票行動調査の結果について
案外興味深い結果です。平成19年と26年では各カテゴリに属する有権者は入れ替わっている(例:平成19年に20歳だった人は20~24歳に含まれていたが、平成26年には27歳になって25~29歳に含まれている)はずなのですが、世代間の投票率の大小関係は全く変わっていません。

つまり、「20~24歳の投票率が一番低く、その後年齢と共に投票率は上がり続け、70~74歳をピークにそれ以上の年齢層の投票率は下がる」というかなり具体的な事実が一貫しています。

 

ここまで来ると「実際の投票人数ベースでグラフ作ったほうが早いんじゃね?」と思い、Excelを引っ張りだして来てこんなグラフを作りました。
平成26年10月1日時点での各世代の人口(データ元:大阪市市政 年齢別推計人口)と、先ほどの市長選における年齢層別の投票率とを掛けあわせ、投票人数全体における各世代の割合を出してみました。

あくまでこれは「平成26年の大阪市長選挙の結果」に基づくデータであり、今回の住民投票の結果を反映したものではありませんが、世代別の格差を論じるにあたっては参考程度にはなるでしょう。

osaka_election

平成26年の市長選では選管発表の投票率が23.59%、今回の住民投票は投票率が66.83%と3倍近く違うのですが、投票率の分布がだいたい同じ傾向だと考えると割と納得の行く結果です。

60代で拮抗して70代で賛成が上回れば、確かに全体でも賛成が上回りそうな気がします。

さて、データを示すだけで随分と長くなってしまいましたので、ここで一旦切ります。

続きは今週中くらいに。

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